Profile

田中 創作

理学療法士
NU CLINIC COO

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Interview

NU CLINICに携わった
きっかけ

QNU CLINICに携わったきっかけについて教えてください。
田中院長である植倉の人柄と志に惚れ込んだからですね
Q素敵ですね! 植倉さんと出会う前は何をしていたんですか?
田中植倉と出会う前は、理学療法士として、人工透析に力を入れている病院で働いていました。透析が必要になる3~4割ぐらいは糖尿病が原因で、その糖尿病は生活習慣病に分類されます。なので生活習慣を是正すれば多くが予防出来てしまうのでは無いか、そして何故そこにリソースが割かれないのかと疑問に思いながら働いていました。
Q予防医療に興味を持ち始めたきっかけについて詳しく教えていただけますか。
田中はい。その病院で働いている中で、糖尿病による下肢切断でリハビリが必要になった方を担当した事がありました。その方は明るく気さくで友人の様に関わらせてもらっていたのですが、状態が落ち着いて退院出来たと思ったら、直ぐに悪化し、また入院、というのを繰り返していました。足の傷も一向に治らない上に反対側の足も壊死し始めて、最終的には両足を切断せざるを得なくなりました。そして最期は敗血症で亡くなられたんですよね。
元々明るく気さくな方が途中から感情すら無くなって、ただただベッドの上で天井を見ているだけ。そして話しかけても表情一つ変わらなくなった姿がなかなか衝撃的で…。
その頃から本格的に疾病そのものの発生を予防する1次予防に興味を持ち始めました。
Qそれは田中さんにとっても辛いご経験でしたね。その後はどうされたんですか?
田中その後直ぐに病院を辞め、予防事業にも繰り出しやすい介護保険の分野で1次予防を推進しようと思い、理解のあるメンバーと共に訪問看護ステーションを立ち上げました。
そこでは訪問リハビリと並行して、行政と連携した1次予防事業を行ってきました。具体的には、糖尿病や高血圧などの生活習慣病や転倒などの予防教室を開催し、健康的な食生活や運動習慣を促進するといった取り組みです。
また、地域の医療機関や福祉施設とも協力しながら、在宅での医療や介護の質の向上にも取り組みました。
QそしてNU CLINICにジョインされたんですね?
田中はい。年代を問わず多くの人に予防医療を普及していくために、自分は何をするべきかと考えていた頃、植倉と出会いました。彼と一緒に活動することで、自分がやりたいことも、それ以上のことも実現できると感じ、NU CLINICに参画することにしました。NU CLINICでは植倉と共に、医療現場の課題を俯瞰して仕組みや環境を変えていくことで、より良い医療を提供するための取り組みを進めています。

NU CLINICの魅力

QNU CLINICの魅力
田中NU CLINICの魅力は、まずは代表の植倉が持つブレない志と不老長寿への探究心にあります。彼自身がNU CLINICの1番厳しいクライアントであるような徹底ぶりで、自ら厳選した製品のみを扱っています。製品の選定においても、自分で試してみるのはもちろんの事、製造工場に出向きどういう場所や工程で作られているのか、そしてその製品に携わる人のモチベーションに至るまでこだわっています。
Q植倉さんを筆頭に、多様なメンバーが関わってるそうですね?
田中そうですね。役員には人材開発の専門家がいて、植倉を筆頭に個々の才能が最大限発揮できるように組織構築をしています。看護師メンバーについても個性豊かな才能が集まっていて、全員掘れば掘るほど面白い人ばかりです。また、会員の方にも恵まれており、NU CLINICのコンセプトに共感をしてくれる方が多く、広い視点でアドバイスをくださったり、NU CLINICを知人の方に紹介してくださったりして、本当に魅力的な方々に支えられているクリニックだと感じます。

NU CLINICで
実現したいこと

Q最後に、田中さんがNU CLINICで実現したいことについてお聞かせいただけますか?
田中不老長寿の探究を通して、最適な体調管理を実践し続けることですね。また、多くの人が最適な体調管理方法を見つけ、実践し続けることができる仕組みを作りたいです。
あと個人的にですが、NU CLINICを通して得られる知見をもとに、3次予防の分野も盛り上げたいと思っています。再生医療に最新のテクノロジーやリハビリテーションを組み合わせることで、これまで回復の難しかった進行性の病気や神経系の障害にも、新たな選択肢が生まれる可能性があると考えています。

2023年5月30日収録

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